月: 2023年10月

エア/AIR@TOHOシャンテ

第二次世界大戦の独ソ戦を戦う女性パイロットが遭遇する過酷な日々を年代記的に描く作品。これまで描かれることの少なかったソ連の女性兵士に『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』(18)のアレクセイ・ゲルマン・ジュニアがスポットを当てた戦争映画。

TIFFのサイトより

東京国際映画祭。

女性兵士ものは、ロシア戦争映画の1ジャンルなのだが

女性パイロットが主人公なのは初めて見た

実在のモデルはなく、オリジナルキャラクター。

話はちょっとつぎはぎ感あり。

戦闘シーンはリアリティがあったが

後方ではあんまり緊張感がなく

みんな血色も良くて

なんだか結構楽しそうにみえてしまった

ほんの2年前までは無邪気に楽しめた

ロシアの戦争映画。今はいろいろ考えさせられる。

今作については戦時下にどんな戦争映画を作るのかという興味もあった

独ソ戦なのでもちろん敵には勝つのだが

ハッピーエンドの英雄譚ではなく

戦意高揚に繋がるような映画とは思えなかった

いろいろ規制されている一方で

こんな映画が作れたりもするのだから

不思議な国である

朝星夜星(あさぼし よぼし)

audibleで聴了。

幕末から維新、明治と激動の時代の外交を料理で支えた男がいた――長崎生まれの料理人・草野丈吉で、店の名は「自由亭」。

本書は、日本初の洋食屋を長崎で開き、大阪に進出してレストラン&ホテルを開業、近代大阪の発展に貢献した丈吉を、妻ゆきの視点から描いた歴史小説。

貧しい農家に生まれた丈吉は、18歳で出島の仲買人に雇われ、ボーイ、洗濯係、コック見習いになる。

そして21歳のときにオランダ総領事の専属料理人になり、3年後に結婚。夫婦で日本初の西洋料理店をオープンさせた。店には、陸奥宗光、五代友厚、後藤象二郎、岩崎弥太郎といった綺羅星のごとき男たちがやって来る。

明治の世になり、大阪へ移った丈吉は、重要な式典で饗応料理を提供するまでになるのだが……。

夫婦で困難を乗り越え、夢をつかみ取る姿を活き活きと描いた傑作長編。

audibleより

面白かった

一人称語りではないが、終始おかみさんの視点で描かれるので日記のよう。

1文が短くてハギレがよく、長崎弁と大阪弁が混ざり合う文章が心地よかった

序盤は奥さんも現場で働いているのだが

商売が大きくなるにつれて家に入る。

なので、プロジェクトX的な成功譚や

維新の志士たちの武勇伝よりも

女将さんVSお妾サン達のやりとりの方が詳しかったりする。

おかげで幕末・明治の血なまぐさい話があまり好きでない自分にも楽しめた。

朝井まかてという作家さんは初めて。

検索で作者インタビューが見つかった。

おかみさんの記録はほとんどなく

写真から人物像を作りだしたというから

やはり作家というのはすごいというか恐ろしいものである。

フィロソフィーのダンス「GREATEST 5 PARTY 2023」@仙台darwin

フィロソフィーのダンスのツアーを見に仙台に遠征。

昼頃に仙台に到着。

仙台は1年ぶり。

東京駅も仙台駅も完全にアフターコロナの感じ。人が多い。

というか、元に戻ったのか。

夕方のライブまでは時間があるので

国宝の大崎八幡宮に行ってみる。

検索すると徒歩で1時間くらいなので歩く。

途中、適当なラーメン屋で昼飯。

のんびりあるいて1時間と少しで八幡様についた。

国宝だけあって立派である。

よく見ると賽銭箱のおいてあるところは鉄筋作り。

奥にある拝殿と本殿は横から眺める感じ。

色使いが面白い。

交易があったというスペインやメキシコの影響だろうか

説明ボランティアさんによると塗り直して綺麗にしてあるという。

バスでライブ会場であるdarwinの近くまで行く。

まだ時間があるので

どこかでお茶でもしようかと適当なビルに入ったら

漫喫とコワーキングスペースが合体したような

フロアを発見。

会員登録も要らず、値段も安いのでここで休むことにする。

一角にはヨギボーを置いたスペースがあり、

靴を脱いで横になれる。

疲れていたのか寝てしまった。

起きるとちょうど良い時間だったので

待機列に出動。

今回は90番台なのでのんびりである。

それでもまぁまぁのポジションを確保できた。

東京で見たのとほぼ同じ構成だが

この日はメンバーがちょっとおふざけモードで

トークのコーナーが特に面白かった。

終演後、夕飯さがし。

前回、仙台駅のナカはイマイチだったので

パルコの飲食街へ。

週末の仙台は予約無しでマトモなメシにありつくことは難しい。

しかし、ちょっと雨が降ったお陰で空いていたようだ。

運良く寿司屋のカウンターに滑り込めた。

生ビールがないのが残念だが

寿司は美味かった。

がっつり飲み食いして新幹線で帰京。

今回も楽しい遠征だった

犯罪者たち@TOHOシネマズシャンテ

東京国際映画祭で「犯罪者たち」。予備知識はないがなんとなく面白そうなのでチケットを入手。

自らが務める銀行の金を奪った男が、完全犯罪を実現するためにとる驚くべき行動を描く作品。予測のつかないストーリーテリングのうまさが光る。カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映。

TIFFのサイトより

 

アルゼンチン/ブラジル/ルクセンブルク/チリの合作らしい。

舞台はアルゼンチン。2023年の映画で、スマホの話が出てきたりするあたり、時代設定は現代なのだが、全体的に70-80年代のテイスト。

アルゼンチンの町並みや立食のファーストフード?とかが物珍しかった。

完全犯罪といってもものすごい安易な方法で

しかもそれが普通に成功しちゃあたり

文化とか治安とか倫理観の違いを感じて面白かった

しかし、さすがに189分は長かったw

上映のみでワークショップはなし。

「满江红」@ヒューリックホール東京

東京国際映画祭2本目は张艺谋の最新作「满江红」。

非業の死を遂げた南宋の武将・岳飛が残した詩「満江紅」をモチーフに、南宋朝廷内部に渦巻く謀略を描いた壮大なスケールの歴史劇。中国の旧正月に公開され、大ヒットを記録した。

TIFFのサイトより

面白かった。

最初はコミカルなテイストだったものが

だんだんと重厚な話になっていく演出はさすが

150分超を飽きずに楽しめた。

話は城の内だけで進んでいく

城はすべてセットだというので驚き。やっぱお金あるなー。

終演後のワークショップもたっぷり。

最初は別の映画のためにセットを作ったが

その企画が駄目になり、

セットがもったいないからという理由で

新しい脚本を書いたというのが面白い。

Q&Aで若い日本人の女の子が

あなたの映画とあなたが大好きです的な

ことを言ったりしてなごんだ。

ガールズ&パンツァー 最終章 第4話@109シネマズ二子玉川

待望のガルパン最終章第4話。

最終章はOVAを劇場で公開する形で上映している。

最初のテレビ放映が10年前、

最終章の第1話が2017年12月、

前回の第3話が2021年1月。

なかなかに長寿命なアニメである。

今回はアニメならではの派手なアクションが満載

いままでとちょっと違ったテイストで面白い回だった

東京国際映画祭「離れていても」@TOHOシネマズシャンテ

東京国際映画祭が開幕。

今年は中国映画がたくさん来た。

最初の一本は初日の「離れていても」(Fly Me to the Moon 但願人長久)。

なぜか今回の中国映画の中ではとても人気でネット販売の初日で売り切れていた。

返還の年に湖南省から香港に蜜入境した夫婦と娘二人の家族を1997年から10年間隔・3パートで描く。父親は半ヤクザのような男で麻薬依存症。何かの犯罪で収監されている。出所後にも子供の金を盗んで薬を買う父親。

要するにロクでもないオヤジに振り回される妻と娘の話である。

序盤の設定から、これは地獄へまっしぐらかと思いきや、娘達はなんだかんだで結構マトモに育ち、父親も2度目のおつとめでようやく改心。

かといって、単純な人情話かというとそうでもなく。色々と割り切れないけれど親子の縁は切れないよなぁという、複雑な心境がうまく描かれていた。

終演後のワークショップには、監督と出演者合わせて7人もが登壇。

映画の中で10年おきに代わる娘役が全員来てくれた。

女優さんが大勢いて大変華やかだった。

全員が上手な日本語で挨拶して和やかな雰囲気。

客席からの質疑応答もコンパクトで的を射たモノばかりでとても面白かった。

この日の登壇者の普通語はとても聞き取りやすかった。

通訳は完璧だったけど

こういう席で登壇者の生の発言が聞き取れると

語学をやってて良かったなぁと思う。

オヤジ役の男優さんは台湾の俳優で、広東語も湖南語もまったく出来ないと聞いて驚いた。

ピアノ発表会

青山で毎年恒例の友人のピアノ発表会。

骨董通りはカジュアルなカフェが増えりして

イメージが変わり

一時のシャッター街っぽい雰囲気から脱出してきた

今回は発表会への参加人数がちょっと少なかったものの

そのぶん、進行に余裕があり

それぞれの演奏も充実していた。

発表会なので上手な人もそうでない人も居て

それがまた面白かったり

だからこそ分かる楽器や音楽の特徴などもある

終わったあとは居酒屋で飲み会。

たいへん楽しかった。

多摩川花火大会

コロナで中止になっていた多摩川の花火大会が復活。

かつては夏に開催されていたが集中雷雨をきっかけに

秋花火に変更されている

いつも場所取りをしてくれていた川崎の友人に連絡すると

家の事情で今回はパスとのこと。

ということで、今回は別の友人と2人でコンパクトな花火見物。

多摩川の花火大会は、世田谷区と川崎市が同じ日にやる。

打ち上げ、場所が少し離れているので、基本的にはどちらかを選んでみることになる。もう一方の花火は見えても遠い。

今までは川崎側でしか見たことがなかった。

今回はせっかくなので、いままで行ったことのない世田谷の 花火を見ようと言うことになった

二子玉は混むので川を渡った 二子新地で降りる。

いつもは駅から川下に向かって歩くところを

今回は 川上に向かって歩く。

こちら側は空いている代わりにそんなにスペースがないようだ

いつもなら、河原のシートを広げるのだが

今回は2人なので、土手の上から見ることにした。

目の前を雑草が塞いでいたが、 足で踏むと簡単に倒せた。

後はもう持ち寄った酒を飲みながら待つだけである。

数年ぶりに多摩川でみる花火はたいへん素晴らしかった

さすがに10月の夜は寒く

がっつり防寒しておいて正解だった

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