月: 2024年10月

東京国際映画祭「三匹の去勢された山羊」@TOHOシネマズ シャンテ

東京国際映画祭の3本目は「三匹の去勢された山羊」(Three Castrated Goats[三个羯子])@TOHOシネマズ シャンテ

舞台は中国で、出演者も制作陣も中国人らしいのだがアメリカ映画。

中国・陕西省。3匹の山羊を仕入れるため、都会から砂塵の舞う荒野の村に帰省したホンフェイは、予防対策や隔離政策の只中で、検査員の息子や両親との関係も混乱していく。記憶に新しい世界の混乱と、そのなかで苦闘する庶民と行政の微妙な関係を描くイエ・シンユー監督のデビュー作。とりわけ地上の騒動を空から俯瞰するドローン撮影の視線が効果的に挿入されている。イエ監督は弱冠29歳の新鋭。

-東京国際映画祭のサイトより

これも面白かった!

パンデミック化の中国の農村のパニックぶりを

必要以上に誇張する感じでもなく

必要以上に社会批判をする感じでもなく

とてもうまいバランスで映画として成立されている。

途中の台詞の中で

コロナウイルスが日本から来たことになっていたり

するところで、客席は爆笑。

最初はコミカルなのだが、だんだんシャレにならない状態に移行するところの描き方は見事。

子供が親を密告したりするあたりは文革を彷彿とさせるが

それでも生活感のある映画の枠組からでることはなく

最期はやっぱ中国人たくましいな、という感じだった。

これで私の映画祭は終了。

今年は上映後のワークショップとかには縁が無かったが

たぶん映画祭でなければ見ることがない映画ばかり見られて

たいへん楽しかった。

眠れる森の美女@新国立劇場

新国立劇場バレエの2024/2025シーズンが開幕。

最初の作品は「眠れる森の美女」。

オーロラ姫を務めるはずだった米沢唯が健康問題でキャスト発表の直前に降板決定。

一部の日はキャスト未定のまま発売された。

私は都合の良い日がそこしか無かったので

キャスト未定の日のチケットを取った。

その後、発表された代役は、

ベルリン国立バレエのプリンシパル佐々晴香。

どんなダンサーさんだろうと思って楽しみにしていたところ

これが大変な当たりであった。

オーロラ姫登場のシーンでは、

「お姫様キター!」感が素晴らしく。

もうこの瞬間に優勝確定であった。

素人目に見ても素晴らしいテクニックがありながら

それをひけらかさない上品な踊りは

私の好みにぴったりで、すっかりファンになってしまった。

正直、自分の審美眼には自信がないのだが

スタンディングオベーションでカーテンコールは延々と続いたし

ネットでも絶賛している人が多かったので

間違いないようだ。

嬉しいことに、

降板した米沢唯は準主役の一人であるリラの精として

登場し、これも素晴らしかった。

比較的負担の少ない役であれば大丈夫という医師の判断らしい。

調べてみると、海外バレエ団の所属なので

現地が休みの夏に来日することが多いらしい。

ただ、彼女が眠りのような大作の主役を

それも新国立のキャスト・舞台で踊る機会は

おそらくもう無いだろう。

大変に貴重な公演を目撃したらしい。

東京国際映画祭「ラストダンス」「アディオス・アミーゴ」

東京国際映画祭。

面白そうな作品はたくさんあったが、自分の都合が会わなかったり

チケット争奪戦に負けたりして

結局3本だけチケットを手に入れた。

1本目の「ラストダンス(破 地獄)」@丸の内TOEI は、香港の葬儀屋の話。原題の「破 地獄」は、葬式で道士が行う儀式のひとつらしい。

パンデミックにより仕事が立ち行かなくなったウェディングプランナーのドミニクは、不本意ながら葬儀社に転職する。最初は見解の違いから指南役のマンとしばしば衝突するドミニクだったが、やがて仕事を通して生と死の意味を理解するようになる。これまでほとんど映画に描かれたことのない香港の葬儀業界を扱った作品。道教の葬儀の様々な儀式が展開されるのも興味深い。人気コメディアンで、2023年のヒット作『毒舌弁護人~正義への戦い~』に主演したダヨ・ウォンがドミニク役を、そして一世を風靡した『Mr.Boo!』(76)シリーズの往年の大スター、マイケル・ホイがマン役を演じている。このふたりが共演するのは32年ぶりであるという。

-東京国際映画祭のサイトより

面白かった!

最初はよくある転職ものかと思いきや、

話はだんだん、家族の話になっていき

複雑で味わいのある人間ドラマが楽しめた。

全編、広東語っぽく、普通語がほとんど

聞かれなかったのも良かった。

やはり平日の昼間から映画館が満員になって

上映後に拍手が起こったりすると

ああ、映画祭が来たなーと思って気分が上がる。

同日の夜に「アディオス・アミーゴ」@ヒューマントラストシネマ有楽町。

コロンビア映画。

コロンビアで3年間にわたって続いた内戦「千日戦争」末期の1902年。革命軍兵士のアルフレッドは、内戦に加わって消息を絶っている兄に子どもができたことを伝えるため、サンタンデール州のチカモチャ渓谷に赴く。アルフレドは渓谷で偶然出会ったアマチュア写真家ベニートと行動をともにする。ベニートも自分の父親を殺した男を探して旅していたのだった。それぞれの目的のために旅をするふたりの前に、次々と怪しい人物たちが現れる…。内戦末期のコロンビアの山岳地帯の混乱を、マカロニ・ウェスタンのスタイルで描くアクション映画。戦争、友情、階級格差、植民地支配、等々のテーマが渾然一体となってエンターテインメントに昇華されている。

-東京国際映画祭のサイトより

これも面白かった!

コミカルな場面とシリアスな場面のバランスがとてもよく

最初から最後まで飽きずに楽しめた。

中南米映画に共通するが

なにしろオヤジ役者の顔が良い。

舞台「普通になれなくて」@浅草九劇

selfishの推しメンの佐々木七海さんが舞台に出演するので見に行った。

劇団12ミニッツの「普通になれなくて」という作品。

場所は浅草の「九劇」という劇場だった。

どこかで見た場所だと思ったら、以前、 友人と浅草巡りをしたときに、偶然下のカフェでお茶をしたことがあった。

小さな劇場だが、綺麗で客席もしっかりしていて快適だった。

昔の掘っ立て小屋の小劇場とはえらい違いである。

主演は、かつてビリギャルの単行本の表紙で話題となった石川恋。

同い年の香織と圭太は内緒で社内恋愛している。
結婚も視野に入れていたが、香織が昇進。
上司(香織)と部下(圭太)という関係になってから歯車が狂い始める。
関係修復を試みる二人だが、
仕事で関わっていたK-POPガールズグループ『12MINUTES』が
大炎上事件を起こしてしまい…。
普通な人々の普通でないラブストーリー。

なんか唐突にKポップグループの話が出てくると思ったら

Kポップグループを主人公にした公演のサイドストーリー的な位置づけだった。

でも本公演だけ見ても問題無く楽しめた。

テーマとしては「普通って何」という昔からある

普遍的なものだ。

確かな普通・王道があった我々の世代の思う「普通」と

多様性が進んだ今の若者が思う「普通」はずいぶん違うんだろうなあ

などと思いながら見ていた。

何日か後のライブの特典会で

舞台の感想を伝えたり

演じる側の話を聞いたりして

これは今までにない体験だなぁと。

還暦

とうとう還暦。

特別なことは何もないが

家族がLINEをくれた。

ちょうど毎年恒例

友人のピアノ発表会があった

友人が誕生日を覚えていてくれて

おめでとうと言われた

ありがたい

今年は参加者が少なく

ちょっと寂しい感じもあったが

生徒さんが辞めたわけではなく

単に発表会参加が少ないだけだったと聞いて

ひと安心

六本木

美容院に行った帰りに野暮用で六本木にいった。

かつて夜な夜な遊んでいたサルサクラブのあった辺りは

再開発でもうすぐなくなってしまうことを思い出して

行ってみた。

私がよく行っていたサルサカリベは

芋洗い坂をちょっと下ってから左に入った雑居ビル。

店は変わっているが当時の面影は残っていた。

本日公休@シネスイッチ銀座

久々の映画。台湾の「本日公休」。原題も同じ。

台中の下町で長年やっている理髪店の女主人が主人公。

変わらないように見えて少しずつ変わっていく老舗の日常。

途中、常連客だった人の最期の散髪をするために

主人公が一人,車で出かけるロードムービー的な展開になったりもする

全体的には穏やかで

私の好きな台湾人情映画だった。

台湾でも床屋の渦巻き看板が使われていたり、

娘の働く美容院の接客が日本式だったり

その娘がQBハウスに転職したり、

床屋・美容院文化が日台で共通する部分が多いのが面白かった。

劇中には、いろんな理髪店・美容院あるあるネタが出てくる。

ちょうど翌日、美容院に行ったので

美容師さんに聞いてみると

女性は美容院を頻繁に変えるが男性は滅多に変えないとか、

子供の希望通りに髪を切ると、後から親がもっと短くしろと怒鳴り込んでくる

とかは、

本当にあるあるなのだそうだ。

そういえば私も、もう20年くらいこの人に切ってもらっている典型的な男性客だ

LED電球

LED電球が切れた。

正確にいうとLED自体は問題無さそうだが

ドライブ回路が壊れてチカチカ点滅するようになった。

LED照明が壊れたのは初めてで

なるほどこういう壊れ方をするのかと思った。

製造は2012年だった。

近所のスーパーで買って交換。

松山あおい@Zepp Yokohama

1月のWWW単独公演で発表されたZepp Yokohama単独の当日。

ステップアップを目指す人やグループが

無理めキャパの会場を押さえるようなこと自体は、めずらしく無いのだが

松山あおいさんの場合は、集客の状況に応じて臨機応変にあの手この手を繰り出し、当日はとにかく格好のつく動員を達成してしまうのだから尊敬する。

私はランク的に2番目の席だったが、自分の席に手書きで名前を書いた紙がおいてあって、気配りすごいなぁと感心した。

ライブは生バンドならではの迫力があって大変楽しかった。

次の挑戦も楽しみである。

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