TOHOシネマズシャンテで「お吟さま」

東京国際映画祭の監督田中絹代特集の2本目。

千利休の娘と

戦国キリシタン大名のひとり高山右近との

悲恋を描く

1962年公開。今東光の小説「お吟さま」が原作。

主演は有馬稲子

高山右近は仲代達矢

お嬢様が妻子ある武士に

惚れてしまい

いったんはお金持ちの商家に

嫁いだものの

その思い断ちがたく

ずるずると関係がつづき

やがて政治的な思惑にも

巻き込まれて悲劇的な結末へ

というお話

お吟さんはキリシタンではないのだが

好きな男の信じる教えに縛られている

という気の毒な設定

冒頭から

「あなたは結婚していて、現世での幸せを手に入れているのに、私には神様に純血を捧げろとおっしゃるの?」的な

いきなり核心を突いた台詞が飛び出して

笑ってしまう。

まぁ結局することはするんですが

わかっちゃいるけどやめられないという感じで

ずるずると回りも巻き込んで不幸になっていく

ちょっと調べた感じでは

高山右近との関係も含めて

創作であるらしい

ストーリーやキャラには共感できないが

やはり今の時代には撮れない絵や

昔の役者さんの仕草にはほれぼれする



ちょうどAudibleで

三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」を

聞き終わったところだった

高山右近はこちらでもモテ男役で

どうやら戦国物において

彼にはそういう役割が定番になっているようだ

「細川ガラシャ夫人」の方は

DV夫とメンヘラ妻が主人公の

昼ドラですか、という感じの

ドロドロ展開で結構しんどかったが

なんとか完走した

あと、両作品ともに

茶室で秀吉に迫られて

命をかけて拒絶するというシーンがあり

これも定番なんだなぁと学習した