カテゴリー: 日記

漏水

旅行から帰ってきたら

郵便受けに水道局から

「 必ずお確かめください」「 至急お確かめください」 と言う2通のプリントが入っていた。

読んでみると、なんと漏水の疑いがあると言う。

早速家に入って、あちこち確認。

あちこちと言っても、水回りは台所と風呂、洗面所、トイレの3箇所しかない。

目に見えるところで水が出ている様子は無いので、

トイレのタンクを開けてみると

水がちょろちょろと出ていた。

タンク内の浮きを手で持ち上げると 水が止まるが

通常の浮力では栓が閉まらないようになってしまったようだ。

とりあえずもう夜なので、その日は元栓を開け閉めしてしのぎ、

翌日管理会社に電話をした。

管理会社はいつものようにすぐに修理の手配をしてくれた。

修理屋から電話があって、運良く翌日の修理をお願いすることができた。

投函されていたプリントには

水道局に報告してほしい

と言うようなことが書いてあったので、

水道局にも電話してみる。

水道局の人に事情説明すると、報告書の用紙を送るので、修理が終わったら報告書を出してほしいと言う。

報告の内容によって、運が良ければ漏水によって増えてしまった水道料金が戻ってくるらしい。

何とも良心的である。

翌日、 時間通りにサービス会社の人が修理にやってきた。

タンク内のユニットごと交換になった。

小一時間で修理は終了。

修理内容の紙をもらったので、

これを水道局に提出すれば良いと言う。

修理の人によれば、11月はかなり忙しいそうだ

今まで我慢していたところが、年末が近くなって今のうちに直しておこうと言うことになるらしい。

とりあえず直ってめでたし、めでたし。

と、思ったら。何日かしてまた水が出っぱなしになっている。

どうやら修理が不完全で、

水を流すときに開くタンクの底の蓋がうまく閉まらない。

結果、タンクに水が溜まらない状態になっていた。

先日の修理業者に電話をしてみると、すぐに来て調整し直してくれた。

本当に治っているかどうかしばらく不安であったが、何日か経っても再発していないので、どうやら大丈夫そうだ。

翌月、水道局から連絡があった。

今回のような故障による漏水トラブルの場合、水道料金を減額する制度があるらしい。

ただそれは1回しか使えない。

今回の水道料金はいつもよりは高いものの、決して支払いに困るような金額ではない。

そこで今回はそのまま支払っておき、将来、もっと大きな金額のトラブルがあった場合に備えてはどうかと言う話だった。

もちろん二つ返事でオーケーした。

これにてようやく漏水問題は終了。やはりインフラのトラブルは大変面倒である。

新潟旅行Day3 新発田〜村上

最終日。

今回は朝食付き。これがたいへん美味かった。

新潟はやはり米が美味い。美味さのなかでも、ついついたくさん食べてしまう美味さである。

夕方の便で帰るので、ほどよい距離のところに行こうというわけで

新発田城に行ってみる。

13人の逆賊のロケ地になったとかで、ボランティアの人が熱心に活動した。

築城時には天守が禁止されていたので櫓が豪華になっている。

友人のリクエストで蕗谷虹児(ふきや こうじ)記念館に行ってみる。

大正時代から昭和時代にかけての「モダニスト」。

少女雑誌の表紙絵や挿絵で人気があったらしい。

先日、松濤美術館で見た中原淳一とジャンルとして近いのかも。

代表作の花嫁人形のような、自由と伝統(抑圧)の入り交じった感じはなんともいえない魅力がある。

一部、撮影可能だった。

もうちょっと北に足を伸ばして越後村上へ。

ここの名物はシャケ。

江戸時代くらいに人口でシャケの漁場を作ったというからすごい。

イヨボヤ会館というシャケ博物館にいってみる。

ボスターにあった吉永小百合が来たという店で昼飯にしようとなった。

でも、なんかイマイチぴんと来なかったので別の店に。

ほどよい時間になったので新潟駅に戻ってレンタカーを返却。

飛行機で帰る友人と別れ、岐路についた。

急遽決まった旅行だが、佐渡にも行けたし、新潟もいいところだったしで楽しかった。

新潟旅行Day2 佐渡〜月岡温泉

7:55の高速船で佐渡に渡るため早起き。

ただ、新潟駅から新潟港までは車で15分か20分程度と近い。

最初は乗船券の予約は必要かと思ったが、予約サイトを見ていると余裕がありそうだったので、当日券で行くことにする。

埠頭の駐車場にレンタカーを止めて、高速線乗り場へ向かう。

フェリーだと2時間半かかるが高速船なら90分ほどで着く。

はじめての乗り物は、待合室やら切符を買うところやら、どこもかしこも、なんだかワクワクする。

乗船の改札は、ちょっと飛行機の搭乗口に似ていた。

船は結構小さい。

天気は良かったが、ちょっと酔った。

無事に佐渡に到着。めちゃくちゃ良い天気。

最初はバスで回るのもいいかと思っていたが

観光案内で車がないと無理と言われ、

急遽、レンタカーを借りた。船会社のやっているレンタカー屋。

とりあえず金山へ向かう。

両津港は、ひょうたん型をしている佐渡島のまんなかの凹みの北東側にある。

金山方面に行くには、いったん真ん中の凹みを突っ切って南西側に抜けて、そこから少し北上する。

佐渡は都会だった。

島が大きすぎて”島感”がない。

そして、島を渡る道路の両側は、いろんな全国チェーンの店が駐車場付きでずらりとならんでいて、本州のバイパス沿いとまったく同じ風景だった。

地図でみるとこのひょうたんの凹みのところが平野になっていて、ここに人口が集中してるような雰囲気だ。

しばらく走ると、島を横切って海に出た。

天気が良いせいか、南国のような綺麗な海が広がっていた。

日本海のステレオタイプである険しい岸壁に波がザブーンと言うイメージとは大違いである。

北上して世界遺産の金山へ。

さすがに平日なので空いている。

見学コースは2種類あるが、今日はお昼の便で帰るので

短いコースにした。

坑内は人形がたくさんあって面白かった。

帰りの船便にまで時間があったので

「妙宣寺」に寄る。

大変立派な五重塔があった。

とても綺麗に維持されていて、さすがは日蓮が流刑になった土地とか、やっぱり佐渡はお金持ちなのかなぁと思ったり。

また、この辺りは島を横断するときの幹線道路沿いとはまったく異なる静かな雰囲気。観光客的には、そうそうこういうのですよという感じ。

レンタカーの返却前にガソリンを入れたら伝票が手書きで、おお、今時めずらしいってなった。

出航前に港の定食屋で昼飯。

弾丸での佐渡往復だったが、行ったことのない土地に行けてたいへん嬉しかった。

新潟港から月岡温泉へ直行。

今日の宿は「摩周」というちょっと贅沢な温泉旅館。

古くからの建物を現代風にリフォームした、最近よくある雰囲気である。

散歩がてらに、足湯場に行って見る。

食事は決まりのコース料理だが、たいへんに美味しかった。

品書きの名前が料理長の名前ではなく、調理部一同となっているのが面白い。

あと、サッポロの新潟限定ビールは旨かった。食事では生で飲んで、コンビニで缶も買った。

新潟旅行Day1 新潟〜弥彦

ひと月ほど前に友人と電話で話をしていたら

旅行でも行こうかという話になって

なんとなく新潟に行くことになり

とんとん拍子に話は進んで

旅行初日を迎えた。

今回は2泊と短期で

一泊目は新潟市内のビジネスホテル、

二泊目は月岡温泉のちょっと良い宿を予約した。

例によって宿だけ決めて後は現地で適当に決める。

友人は飛行機、私は新幹線で新潟に向かい

集合場所は新潟駅のレンタカー屋。

昼過ぎに無事に集合できた。

今日は午後からなのでそんなに遠出はできない。

とりあえずほどよい距離にある「弥彦」に行って見ることにする。

ホテルを予約した友人が駐車場などを確認したいというので

ホテル近くに駐車して、私は社内で待機。

ところがいつまでたっても、友人は戻ってこない。

連絡してみると、ちょっとトラブルと言う返事が返ってきた。

1時間ほどして戻ってきた友人によると、

受付のおじさんがどうにも要領の悪い人で、

ホテルのアプリをインストールさせられたりしてるうちに

ここまで時間がかかってしまったらしい。

気を取り直して、弥彦方面に出発。

彌彦神社は、創建から2400年も経っているらしい神社。

さすがに立派だった。

ちょうど、菊空の花のコンテスト入賞作品の展示をしていた。

菊をじっくり見るのは初めてで、いろんなバリエーションがあるのには驚いた。

1本の木からたくさんの花を大きさを揃えながら、見事な形に咲かせたりするのだから、素人でもその大変さがわかる。

石を持ち上げるアトラクションのようなものもあったが、私は腰を痛めるのは怖いのでやめておいた。

神社の隣には競輪場があった。

競輪場には行ったことがないので、試しに行ってみる。

開催日はないので閑散としていたが、門の中には入れてもらって写真を撮ることができた。

競輪場は競馬場と比べると非常にコンパクトで

なるほど、自治体の規模に応じて

適したギャンブルの種類があるのだなぁと思ったりました。

そろそろ夕方になってきたが、最後に弥彦公園にも寄ってみる。

紅葉の名所らしく、ちょうど”もみじ谷”のライトアップというのをやっていた。

入って、すぐに、レトロなトンネルがあり、トンネルを抜けたところが紅葉のライトアップ場所になっている。

ちょっとした異世界への旅行のようで、わくわくする演出だった。

紅葉はあと少しで最高潮という感じ。それでもどんどん暗くなっていく中で表情を変えていく紅葉はとても神秘的だった。

夜に紅葉を見ると言うのも、もしかしたら初めてかもしれない。

池に映るさかさ紅葉。

公演には桜の木もあったので、春にも楽しめそうである。

新潟駅に戻ってホテルにチェックイン。

今日の宿はアパホテル新潟駅前大通りである。

アパホテルといっても、ちょっとリゾートホテルっぽいスクールになっている。

大浴場もついている。

素泊まりなので夕飯は外で。

「新潟の時」という居酒屋。

観光客向けっぽいが、リーズナブルで味も良かった。

2軒目は、ちょっと洒落たバーで一杯。

こういう店が日本中に普通にあるのだから、豊かになったなぁと思う。

明日は佐渡に渡る。船の時間があるので早起きの予定。

氣志團万博2024@幕張メッセ

氣志團万博が2年ぶりに開催。

今までは9月に袖ケ浦海浜公園でやる屋外フェスだったが

今回は11月に季節をずらし、場所も幕張メッセに移して屋内フェスとなった。

私も前から一度は行って見たいと思っていたのだが

東京からだと袖ケ浦は

ギリ日帰り可能という、ちょっと中途半端な距離だったり

日程的にも滋賀のイナズマロックフェスと連チャンになる日程などもあって

結局ご縁がなかった。

今回,幕張でアクセスが良くなったので参戦してみた。

ちなみにイナズマロックフェスはVIPチケットが外れてしまったので

今年は参戦を見送った。

袖ケ浦よりも近いとはいえ、朝から幕張に行くのはしんどいので

千葉駅近くに前泊した。

フェスと行っても2ステージの比較的コンパクトなフェスなので

海浜幕張の駅の混雑はそれほどでもなかった。

スムーズに入場。

今回は場内に予約できる出し入れ自由のロッカーが設置されていて

ライブ会場では身軽になれてとても便利だった。

OPの氣志團から2つくらい見たところで

ロビーで休憩、ついでにコンビニで腹ごしらえ。

屋内でしかも休む場所がたくさんあるのはありがたい。

この日は、体調がイマイチで

いったん会場の外にでて幕張駅方面のカフェで

休憩したりもした。

15:00のHYDEから再び参戦。

氷川きよし、サンボマスター、ももクロという

このフェスならではのラインナップを楽しんだ。

氷川きよしは、シンプルな和服の男装で

演歌を2曲歌ってくれた。

初めて生で聞くズンドコ節はとてもよかった。

ああいう、だれでも歌える歌こそ

うまさが際立つ。

帰りの混雑もそれほどでもなく

快適なフェスだった。

来年も都合が合えば行きたい。

 

フィロソフィーのダンス「The Principal Show 2024 ~Sweet Time~」@水戸Voice

昨日に続いてフィロのスの水戸公演に遠征。

常磐線の特急で行く。

新幹線を使わないところは急に遠く感じる。

水戸は初めてだし、昨日とはうってかわって天気がいいので

早めに行って観光する。

品川から乗った特急ひたちは出発が遅れたが、昼頃には着いた。

水戸は大きな街だった。

ひとつひとつの建物が大きいところは

徳川さんのところだなぁという感じ。

昼飯は適当に済ませて

とりあえず、駅から歩いて行ける水戸城跡へ行って見る。

水戸城跡は普通の城跡とはちょっと違っていて

城跡には学校などの施設が建っていて

そこに門や櫓などが点在している。

周辺区画は城郭に沿った道になっているようで

遊歩道のような感じで歩いて楽しむ城跡という感じだった。

水戸と言えば、というわけで偕楽園にも行ってみる。

バスで行けるはずなのだが、大きなバスターミナルに

複数のバス会社が乗り入れており

大変な本数である。

いちおう、乗り場には偕楽園行きとの表示もあるのだが

不慣れだとどうも分かりにくい。

もうタクシーでいいかなと思った頃に

ちょうどいいバスが来たので無事に乗れた。

バスは偕楽園の駐車場に着いた。

偕楽園的には裏側に当たるようだ。

分かりにくい入り口からまずは常磐神社にお参りして

偕楽園の東門から入場した。

あいにく花の季節ではないので

派手さはないが

やはり綺麗な日本庭園は歩くだけでも楽しい。

好文亭にも入ってみた。

豪華なお屋敷と言うよりも、とてもコンパクトな作りで

なんか懐かしい民家のような雰囲気があった。

綺麗なふすま絵がたくさん見られた。

日曜日だが、季節的なものなのか

人はそんなに多くなく、落ちついてみることが出来た。

今日のライブ会場は「水戸Voice」。

偕楽園から歩いて行ける距離なので

西日の中を歩く。

日が陰るとちょっと寒くなってきた。

Voiceの入っているビルは、なんともいなたい

昭和レトロな雑居ビルであった

1Fは多国籍パブで、

張り紙ではあらゆる人種のお姉さんを募集していた。

遠征ではいつも早めに場所や整列のルールを確認しておく

本当にここで良いのかなぁと思いながら階段を

登って行くと確かにVOICEがあった。

入場待機の場所について尋ねると

ずいぶんと早く来たなという顔をされてしまった。

外で待つには寒いので

どこかお茶のできるところはないかと探したら

個人営業の喫茶店があった。

店主の趣味がたくさん詰まった

いかにもな喫茶店でゆっくり待つことができた。

ほどなくして開場。

ビルの外観の古めかしさとは裏腹に

VOICEは大きくて立派でお洒落なライブハウスだった。

今日は番号が良くないのであまり期待していなかったが

左右に広く、キャパがあるので十分によく見える位置を確保。

昨日の倍以上のステージサイズで、同じセトリでも違った雰囲気のライブが楽しめた。

終演後は水戸駅の日高屋で飯を食い

特急ひたちで帰った。

フィロソフィーのダンス「The Principal Show 2024 ~Sweet Time~」@高崎Club Jammer’s


フィロソフィーのダンスのツアー。

当初は東京公演のアナウンスがなく、

地方公演だけが発表された。

私は11/2-3の連チャンで高崎、水戸公演を申し込み。

今日は高崎である。

あいにくの大雨だが新幹線は普通に動いていた。

うっかりイヤホンを忘れて来てしまい

高崎駅前のビックカメラで有線イヤホンを買うが

久々に使う有線イヤホンはケーブルが邪魔すぎて

びっくりした。慣れというものは恐ろしい。

高崎はアートプロジェクトというのをやっていて

街のあちこちにアート作品があるらしいのだが

なにしろ大雨なので観光や街ブラという感じでもなく

駅近くの商業施設でお茶して時間を潰す。

会場の高崎Club Jammer’sは高崎駅から歩いていける

ちょっとレトロなアーケード商店街の中にあった

ステージは地下ではなく1Fにある。

番号は割と良くて、

うまいこと2列目あたりに入ることができた。

5人グループだが今回のツアーは

一人休んで4人体制。

旧体制が4人だったのでなんか懐かしい。

ポジションが良かったこともあって

とても楽しいライブだった。

帰りの道でいくつかアートプロジェクトの作品を見つけた。

東京国際映画祭「三匹の去勢された山羊」@TOHOシネマズ シャンテ

東京国際映画祭の3本目は「三匹の去勢された山羊」(Three Castrated Goats[三个羯子])@TOHOシネマズ シャンテ

舞台は中国で、出演者も制作陣も中国人らしいのだがアメリカ映画。

中国・陕西省。3匹の山羊を仕入れるため、都会から砂塵の舞う荒野の村に帰省したホンフェイは、予防対策や隔離政策の只中で、検査員の息子や両親との関係も混乱していく。記憶に新しい世界の混乱と、そのなかで苦闘する庶民と行政の微妙な関係を描くイエ・シンユー監督のデビュー作。とりわけ地上の騒動を空から俯瞰するドローン撮影の視線が効果的に挿入されている。イエ監督は弱冠29歳の新鋭。

-東京国際映画祭のサイトより

これも面白かった!

パンデミック化の中国の農村のパニックぶりを

必要以上に誇張する感じでもなく

必要以上に社会批判をする感じでもなく

とてもうまいバランスで映画として成立されている。

途中の台詞の中で

コロナウイルスが日本から来たことになっていたり

するところで、客席は爆笑。

最初はコミカルなのだが、だんだんシャレにならない状態に移行するところの描き方は見事。

子供が親を密告したりするあたりは文革を彷彿とさせるが

それでも生活感のある映画の枠組からでることはなく

最期はやっぱ中国人たくましいな、という感じだった。

これで私の映画祭は終了。

今年は上映後のワークショップとかには縁が無かったが

たぶん映画祭でなければ見ることがない映画ばかり見られて

たいへん楽しかった。

眠れる森の美女@新国立劇場

新国立劇場バレエの2024/2025シーズンが開幕。

最初の作品は「眠れる森の美女」。

オーロラ姫を務めるはずだった米沢唯が健康問題でキャスト発表の直前に降板決定。

一部の日はキャスト未定のまま発売された。

私は都合の良い日がそこしか無かったので

キャスト未定の日のチケットを取った。

その後、発表された代役は、

ベルリン国立バレエのプリンシパル佐々晴香。

どんなダンサーさんだろうと思って楽しみにしていたところ

これが大変な当たりであった。

オーロラ姫登場のシーンでは、

「お姫様キター!」感が素晴らしく。

もうこの瞬間に優勝確定であった。

素人目に見ても素晴らしいテクニックがありながら

それをひけらかさない上品な踊りは

私の好みにぴったりで、すっかりファンになってしまった。

正直、自分の審美眼には自信がないのだが

スタンディングオベーションでカーテンコールは延々と続いたし

ネットでも絶賛している人が多かったので

間違いないようだ。

嬉しいことに、

降板した米沢唯は準主役の一人であるリラの精として

登場し、これも素晴らしかった。

比較的負担の少ない役であれば大丈夫という医師の判断らしい。

調べてみると、海外バレエ団の所属なので

現地が休みの夏に来日することが多いらしい。

ただ、彼女が眠りのような大作の主役を

それも新国立のキャスト・舞台で踊る機会は

おそらくもう無いだろう。

大変に貴重な公演を目撃したらしい。

東京国際映画祭「ラストダンス」「アディオス・アミーゴ」

東京国際映画祭。

面白そうな作品はたくさんあったが、自分の都合が会わなかったり

チケット争奪戦に負けたりして

結局3本だけチケットを手に入れた。

1本目の「ラストダンス(破 地獄)」@丸の内TOEI は、香港の葬儀屋の話。原題の「破 地獄」は、葬式で道士が行う儀式のひとつらしい。

パンデミックにより仕事が立ち行かなくなったウェディングプランナーのドミニクは、不本意ながら葬儀社に転職する。最初は見解の違いから指南役のマンとしばしば衝突するドミニクだったが、やがて仕事を通して生と死の意味を理解するようになる。これまでほとんど映画に描かれたことのない香港の葬儀業界を扱った作品。道教の葬儀の様々な儀式が展開されるのも興味深い。人気コメディアンで、2023年のヒット作『毒舌弁護人~正義への戦い~』に主演したダヨ・ウォンがドミニク役を、そして一世を風靡した『Mr.Boo!』(76)シリーズの往年の大スター、マイケル・ホイがマン役を演じている。このふたりが共演するのは32年ぶりであるという。

-東京国際映画祭のサイトより

面白かった!

最初はよくある転職ものかと思いきや、

話はだんだん、家族の話になっていき

複雑で味わいのある人間ドラマが楽しめた。

全編、広東語っぽく、普通語がほとんど

聞かれなかったのも良かった。

やはり平日の昼間から映画館が満員になって

上映後に拍手が起こったりすると

ああ、映画祭が来たなーと思って気分が上がる。

同日の夜に「アディオス・アミーゴ」@ヒューマントラストシネマ有楽町。

コロンビア映画。

コロンビアで3年間にわたって続いた内戦「千日戦争」末期の1902年。革命軍兵士のアルフレッドは、内戦に加わって消息を絶っている兄に子どもができたことを伝えるため、サンタンデール州のチカモチャ渓谷に赴く。アルフレドは渓谷で偶然出会ったアマチュア写真家ベニートと行動をともにする。ベニートも自分の父親を殺した男を探して旅していたのだった。それぞれの目的のために旅をするふたりの前に、次々と怪しい人物たちが現れる…。内戦末期のコロンビアの山岳地帯の混乱を、マカロニ・ウェスタンのスタイルで描くアクション映画。戦争、友情、階級格差、植民地支配、等々のテーマが渾然一体となってエンターテインメントに昇華されている。

-東京国際映画祭のサイトより

これも面白かった!

コミカルな場面とシリアスな場面のバランスがとてもよく

最初から最後まで飽きずに楽しめた。

中南米映画に共通するが

なにしろオヤジ役者の顔が良い。

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