2日目。

ホテルの朝食バイキングが美味かった。

もともと朝は小食で、いつもはホテルバイキングでもパンとコーヒーくらいで済ませるのだが、

ここの朝食は美味しくて和食でしっかりと食べてしまった。やはり九州は米が美味い。

まずはロープウエイで展望台のある鶴見岳にいこうとした。

ところが、ロープウェイの切符売りさんが

「上は曇っていて何も見えないけどいいか?」

という。

よく見ると下は快晴なのに山頂はすっぽり雲の中。

別府ではもう一泊あるので明日にしようということになった。

とりあえず、大分市内に向かってみる。

空港から遠いこともあって、観光客はあまり行きそうもない。

行ってみると、確かに観光都市ではなく、地方の大きな産業都市という感じだった。

駅前には大きな”こけし”をモチーフにしたアートが飾られていた。

実は風船式に膨らませている。

アーケードにもクルマを使ったアート作品が展示されていたりする。

アートな街っぽいので美術館に行ってみようと市立美術館に行ってみると

これがたいへんにモダンで素敵な建物だった。

あいにくすべての展示がお休みで1Fのフリースペースしか見られなかったが、それでも楽しめた。

美術館から直結でNHK大分ヘ。えらく立派な建物である。地方でのNHKの力がよく分かる。

警備のおじさんが愛想の良い人で無料で貰えるノベルティなどを教えてくれた

大分の裏通りを歩くと、かつて景気の良かった頃を思わせる歓楽街。どうも今回の旅はレトロな街を見る機会が多い。

せっかく大分に来たので関鯖、関アジを食べようということで佐賀関(さがのせき)へ向かう。

関鯖、関アジ荒い海で鍛えられるから美味いと聞いていたが、佐賀関の海はとても穏やかで、空の色がそのまま海面に映っているような状態だった。

ここへ行けば確実に食べられるらしい「関あじ、関さば館」へ。

GW明けの平日だけあって、並ばずに入れたが、それなりに客は居た。

関さば、関あじ定食をそれぞれ頼んでシェア。

これはたいへんに美味かった。

友人は青魚が苦手なのだが、

これは美味いとばくばく食べていた。

続いて臼杵(うすき)石仏を見に行った。

平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたらしい大小の石仏が60体あまりもあるという。

今回もハードなハイキング参拝になるかと思ったが、とても良く整備されていて、順路に沿って快適に見ることができた。

作者不詳の石仏群は素朴なものが多く、奈良や京都あたりの芸術的な仏像とは違った良さがあった。

また、スマホで聴けるWebベースの無料音声ガイドが提供されていて、これが大変にありがたかった。

周囲の雰囲気も含めてとても気に入った。人が少ないおかげではあるけど。

臼杵市内に移動。臼杵城跡を見る。

臼杵城は、大友宗麟が作ったらしい。

今は公園になっている。

お堀が妙に狭くてお洒落だなと思ったら

これは後から作られたものらしい。

元は切り立った崖に囲まれた島だったという。

屋敷町に行ってみる。

統一感のある素敵な町並みだった。

立派な三重塔まである。

別府に戻り、夕食は焼肉。これはいまひとつだった。

というか、店が開いてなくて困った。

良い感じのバーで飲んで終了。

ホテルは大浴場以外にも個室温泉が充実していた。

あと、全館、床が畳風でスリッパや靴を履かずにホテル内を歩くのが新鮮だった。ホテル側としても掃除のコストが相当減るだろう。