TOHOシネマズシャンテで「流転の王妃」

田中絹代監督特集の3本目。

満州国皇帝溥儀の弟、

溥傑に嫁いだ女性の半生記。

京マチ子演じる主人公は

侯爵嵯峨家(公家華族)の長女、嵯峨浩。

劇中は溥哲と竜子という名前になっている

溥哲は船越英二。

冒頭、いきなり娘が亡くなったシーンから

始まって驚く

ただし娘の死は詳しく描かれない

あとで調べると、この死は有名な心中事件だった

ストーリーは名家のお嬢様として

何不自由なく育った女性が

結婚で満州に渡り

戦中、戦後、引き上げ後と

まさに流転の日々を送る

なにしろ最後が娘の死であるから

すごい悲劇である

そもそも結婚自体が関東軍の意向による

完全な政略結婚なのだが

二人はお互いを気に入って

中の良い夫婦として描かれるのが救いである

Wikiによると、1960年に溥傑が釈放されると

彼女は中国に渡り、

最後まで北京で暮らしたというから

本当に仲良しだったようだ

ただし、中国でも文革に巻き込まれたらしいので

つくづくたいへんな人生である

これで私の東京国際映画祭はおしまい

また来年もあるといいなぁ