恩田陸のバレエ小説。結構話題になっていたっぽい。

ダンサーではなく振付家が主人公というのがユニーク。

バレエ物によくある、スポ根漫画やガラスの仮面的な要素はまったくなく、

天賦の才能に恵まれた少年が、教養と経済力、かつ理解もある大人達に囲まれて、すくすくと才能を開花させて海外で世界的な振付家・ダンサーとして活躍するというお話。

とても面白かった。

偶然だが、木挽町の仇討ちと同じく章ごとに一人語りの構成。

ただ、ある章の語り手が、どうも作者の分身ぽく、

作者のバレエ論みたいなのが割とストレートに出てる感じがして

ちょっと気まずかった。

今回はKindleで買って、iPhoneの画面読み上げで聞いた。

機械の、良い意味で棒読みな感じも結構好きである。