カテゴリー: 映画

セールス・ガールの考現学@ヒューマントラストシネマ渋谷

モンゴル・ウランバートルで家族と暮らし、大学で原子工学を学ぶサロールは、代わり映えのない毎日を送っていたが、ひょんなことから、大人のオモチャが所狭しと並ぶ、ビルの半地下にある怪しげなアダルトグッズ・ショップでアルバイトをすることになる。店を訪れるさまざまなタイプのお客たちと接する日々の中で、人生経験豊富な女性ショップ・オーナーに導かれ、自分らしく生きることを学んでいく…。

面白かった。

怪しいけど自由でカッコ良い大人との出会い、やがて、その大人もそんなに自由でもカッコ良くもない事がわかってくる。

昔の日活とかによくあった

ちょっとエッチな青春映画っぽい

主人公の変化がセリフよりも

服装や化粧、容姿に出ているのが良かった

今回の舞台であるモンゴル国と中国の一部である内モンゴルとは映画の中でも全然雰囲気が違う。

町や服装はもちろんだが、やはり表現の自由度が違うなぁと思った。

仕掛人藤枝梅安2@新宿ピカデリー

池波正太郎生誕100年記念作の続編。

主人公2人が京都に出張っての仕置き。

主人公二人の過去や強敵との戦いなどいろいろてんこ盛りで面白かった

敵と真正面から戦わずにちょっと卑怯な手で勝つのも仕置人らしくていい。

このシリーズは「法で裁けぬ悪を刺す」という仕置人本来の設定が薄くて、ただの暗殺屋さんになっている気がするが、まぁその辺はみんな知ってるでしょうということなんだろう。

今回もエンドロール後のオマケがあり、鬼平登場を匂わせ。パート3もあるっぽい。なんか池波アベンジャーズ的な展開するのだろうか?

あと,となりの席におじいさんとおじさんのペアが座っていた。

そんなに混んでないのにわざわざ隣に席を取るかなぁと思ったが、まぁたまにあることである。

上映前、このおじいさんがでかい声でとにかくよく喋る。

全部の予告編やCM、告知にすべて感想やコメント、そこから連想した話を付け加える。

おじさんのほうは完全に聞き役であった。

本編でもこの調子だったら退避するかなぁと

明るいうちに空席のあたりをつけておいた。

幸い、本編が始まったら静かになってくれた。

上映中に発した意味のある言葉は

菅野美穂が出てきたところで

「娘さんがいるんだよね」といったくらい。

これにはちょっと笑ってしまった。

あとは、ちょっとエグいシーンで

「うわわわ」などと声が漏れる感じ。

ひさびさに映画館でしゃべる人の隣になったが

映画に夢中になってる人の声はそんなに不快じゃないなと思った

そりゃぁ黙ってみてもらうほうがありがたいけど

個人的にスマホの画面が光ったりアラームやバイブが鳴るよりはいい。

おじいさんたちはエンドロールで帰ったのでオマケは見逃していた。

イニシェリン島の精霊@TOHOシネマズシャンテ

TOHOシネマズシャンテで「イニシェリン島の精霊」。

1923年のアイルランドの架空の孤島で

おっさんがおっさんの友だちに絶交されてしまう話。

最初はコメディ風味もあるのだが

途中からシャレにならない展開になっていく。

面白かった。

自分の体験と重ね合わせて

人付き合いについていろいろ考えそうになるが

病みそうなので止めておく。

映画を見ながら、そういえば私もフィッシャーマンズセーター持っていたことを思い出した。

時代設定は1923年=大正12年とのこと

関東大震災の年だから風立ちぬと同じ頃かぁなど余計なコトばかり浮かんでしまう。

BABYLON@新宿ピカデリー

新宿ピカデリーでBABYLON。

ラ・ラ・ランドのデイミアン・チャゼル監督の新作

主演はブラッドピットとマーゴットロビー。

面白かった。

3時間もあるので

見る前は大丈夫かなぁと思ったが

飽きずに楽しめた。

マーゴットロビーはいつ見てもいいなぁ

帰りに 伊勢丹で柿の葉寿司とマス寿しを買って帰る。

今回はあらかじめ電話で取り置きを頼んだので

ばっちりである

美味かった。

柿の葉で包まれた”サーモン”は、笹の葉で包まれたマス寿司とは

またちょっと違う味わいだった。

また買おう。

崖上のスパイ@新宿ピカデリー

法人税の申告を済ませた後、新宿ピカデリーに寄って

张艺谋の新作「崖の上のスパイ」

初挑戦のスパイサスペンスだそう。

満州国があった時代に、中国での日本軍の悪行の証人を

海外に逃がすために凄腕のスパイ4人がソ連経由で

ハルピンに送り込まれるというようなお話。

抗日映画ではあると思うが、悪役も中国人。

序盤はいかにも監督好みの女の子スパイが大活躍するのだが

途中からオッサン達がメインになった。

わりと皆、間抜けなところがあって

スーパースパイ感はあんまりなかったり

絵も音楽もものすごくベタな感動シーンがあったりして

ちょっと笑ってしまった

とはいえハルピンの街は綺麗だったし

ちゃんとハラハラもして楽しめた

帰りは伊勢丹の食料品売り場へ。

日本橋よりは賑やかだが渋谷ほどではないという感じ。

柿の葉寿司を発見したが売り切れていたので

適当な弁当を買って帰った

宮本武蔵 5部作(東映)

Audibleで吉川英治の小説を聞き終わったので

映画版も見てみようかと検索した。

錦之助主演の作品があることは知っていたが

なんと5部にわたる超大作だとは知らなかった。

5部作のラインナップはこんな感じ

第1作『宮本武蔵』(1961年5月27日公開)
第2作『宮本武蔵 般若坂の決斗』(1962年11月17日公開)
第3作『宮本武蔵 二刀流開眼』(1963年8月14日公開)
第4作『宮本武蔵 一乗寺の決斗』(1964年1月1日公開)
第5作『宮本武蔵 巌流島の決斗』(1965年9月4日公開)

wikipedia

1年一本、5年かけて作ったというから凄い

しかもなんと、2022年の春には4Kリマスターで映画館上映されていた。

https://www.toei.co.jp/release/movie/1228629_979.html

知らなかった。残念。

幸い、作品自体はAmazonの東映チャンネルに加入すれば

月額550円で見放題である

さっそく加入して視聴。

ロケもスタジオも絵が広い

昭和30年代、ちょっと郊外に出れば

電線も舗装路もない風景がいくらでもあったであろう時代の映画

5部作だけあって、普通なら映画化でカットされるであろう

小さなエピソードもしっかり収録されていて嬉しい

最高なのはキャスティングである

中村錦之助(萬屋錦之介)は鬼気迫る演技

ヒロインお通役の入江若葉は入江たか子の娘でこれがデビューらしい。

舌っ足らずの喋り方で素人っぽい、これが個人的にはお通さんにぴったりだと思った。

とにかく武蔵もお通も行動がちょっと支離滅裂だったりするのだが

錦之助の異常なハイテンションと、入江新葉のぽわぽわした喋り方のお陰で、ふたりともちょっとヤバイ人達ということがこちらに伝わってくる。

5年もかけて撮ると、お通さんがリアルにどんどん色っぽくなっていくので、煩悩を振り払おうと必死な武蔵の姿にも説得力が出てきて笑ってしまった

三國連太郎の沢庵和尚もハマリ役。生臭い感じがぷんぷんしてめちゃくちゃいい。

そして佐々木小次郎はなんと、高倉健である。

若くてピチピチな健さんが派手な羽織を着て

女といちゃいちゃしたり

ニヒルな笑いを浮かべていたりするのだ。最高。

あと、後半、武蔵が連れて歩く伊織という子供、どこかで見た事があると思ったら、「仮面の忍者 赤影」の少年忍者 青影役の子だった。

調べてみると、出演はこちらの映画が先。赤影出演よりも前にすごいキャリアを積んでいたのだった。彼のwikiも面白かった。

最後の2本ではだいぶ映画ならではの要素が入ってきたり

さすがに展開が急ぎ足になったりエピソードが省かれたりする。

剣豪の物語に安っぽい倫理観を持ち込まれたのには

ちとがっかりした

しかしそれを差し引いても大変に面白かった

やっぱり大スクリーンで見たかったなぁ


カンフースタントマン、ドリームホース@グランドシネマサンシャイン池袋

「カンフースタントマン」は、香港映画全盛期のスタントマンに焦点を当てたドキュメンタリー。

往年の名脇役達がインタビューで当時を振り返る

笑えないけど笑ってしまうエピソード満載

当時のバックステージや本編で使われなかった映像もたっぷり見せてくれた

素晴らしいのは、もう観客が分かってる前提で

まだるっこしい初心者向けの解説とかはまったく無く話が進んでいくところ

個人的には、大好きなアクション監督、袁和平にたっぷり時間を使って演出してる姿とかも見られて嬉しかった

最後は現在の香港アクション事情などもあり

ちょっと悲しいが、栄枯盛衰は世の常である

大興奮でパンフレットも買ってしまった

時間の繋がりが良かったので同じ映画館で「ドリームホース」。

イギリス・ウェールズ、谷あいの小さな村。夫と二人暮らし、パートと親の介護だけの “何もない人生”を送っていた主婦ジャン。ジャンは馬主経験のあるハワードの話に触発されて競走馬を育てることを思いつき、村のみんなに共同で馬主となることを呼びかける。週10ポンドずつ出しあって約20人の馬主組合となった彼らの夢と希望を乗せ、「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられた馬は、奇跡的にレースに勝ち進み、彼らの人生をも変えていく。
小さなコミュニティで実際に起きたこのドラマティックな物語は、ピークを迎えた2009年当時、大きな感動を呼び注目を集めた。2015年にはドキュメンタリー映画が制作され、サンダンス映画祭で観客賞を受賞。そして、満を持しての長編映画化となった。

公式サイト

面白かった。

基本的にスムーズにことが運ぶ。

主人公は馬を飼いたいと思ったらすぐ飼うし

夫もたいして反対しない

田舎だから飼う場所にも困らない

共同馬主もすぐに見つかる

レースでもすぐに結果がでる

仲間割れ?かと思ったらすぐに解決

お約束の観客をイライラさせるためだけの

トラブルや回り道がないので楽しく見られた。

イギリスの競馬はゲートとか無くて

適当にならんでゴム紐をパチンと離したらスタート

もともと競馬はよく知らない私でも単純に楽しめた

グランドシネマサンシャイン池袋は

初めて行ったシネコン

綺麗で座席の角度が急で割と見やすかった

「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」@109シネマズ二子玉川

二子玉の109シネマズで「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」。公開初日。

主役を演じた役者の不慮の死によって

大きな路線変更を強いられた2作目

面白かった

3時間ちかい時間をかけて、追悼と後継者選びをじっくりと描いた感じ

今回も吹き替え版で鑑賞

前作から主人公の妹役を担当していた

我らがももクロの百田夏菜子は、なんとマーベル主人公の担当声優となった

この4年間、演技のキャリアも確実積み上げてきただけあって

見事な吹き替えっぷりでファンとしては誇らしかった

映画館には人が溢れていた

いつも空いている時間にくるせいかもしれないが

コロナ後でここの映画館にこんなに人がいるのをはじめて見た

二子玉ライズはすでにクリスマスモード

帰りに地元の

プロント酒場で一杯

1時間1000円の飲み放題

2杯で元が取れるし、1000円なら必死に飲んだりしない

店員を呼ぶ手間が省けて良い感じ

ビールサーバーが自動的に入れてくれる

デリシュ!

ヒューマントラストシネマ有楽町で「デリシュ!」

最終日に滑り込み。

革命直前の中世フランス。当時、美食は貴族だけのものだった。宮廷料理人の主人公は、料理にジャガイモ(庶民の食べ物?)を使ったことで解雇されてしまう。実家に戻った彼が、紆余曲折あって、世界初の誰もが美味しいものを食べられる「レストラン」を始めるという話。

1789年のあれが「世界初のレストラン」かどうかは別として、面白かった。

あらすじだけだとプロジェクトXっぽいけど、そんな単純な話ではなかった。

フランス映画は人間関係の違いが面白い

今回も主人公は弟子や息子に酷い目に遭わされるのだが

弟子も息子もまったく謝らないし、悪びれもしない

あれが普通なのかなぁと思う

上映中に地震が起きて

映画を見ながらでも気付くくらいに揺れた

映画館で地震にあったのは初めてだった

Copyright © 2026 日記

Theme by Anders NorenUp ↑